「WWDジャパン」6月29日号は「販売員特集」です。16人の記者がそれぞれの担当ジャンルで“この人はスゴい!”と感じた販売員を取材しました。デザイナー、工場、プレスなどがつないだバトンを最後にユーザーに手渡す販売員は、ファッションにおける最前線の人材。ウィズコロナ時代を力強く切り開く15人のスゴ腕の実例をご覧ください。ニュース面では、川久保玲「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」デザイナーらが語るランウエイショーの必要性について迫ります。新型コロナウイルスの感染拡大を受けてリアルイベントは軒並み中止、スライドする秋についても不透明感は残ったまま……。業界のキーパーソンたちは未来をどう描くのか?また6月11日にオープンした東京・虎ノ門ヒルズの新棟「ビジネスタワー」の商業フロア(地下1階~地上3階)のポテンシャルも解析します。上層のオフィスフロア(5階~36階)にフェイスブック(FACEBOOK)など多数の外資系企業が入居する同ビルに、少数ながらファッション系テナントも出店し、新たなビジネスチャンスをうかがいます。
今週号でフォーカスする販売員は、コロナショックで大きな被害を受けました。緊急事態宣言に伴って店舗は休業し、雇用や賃金の不安にも見舞われました。営業再開後には“ウイルスの感染リスクを抑える”という新たなミッションがプラスされ、これまでにないストレスにさらされています。そんな中でも笑顔を見せ、懸命にブランドやショップの思いを伝える彼ら。インスタライブやVRチャットといったデジタル技術がそんな彼らを大きくバックアップし、一方でこんな時代だからこその人間力を見つめ直した接客もきらりと光ります。
株連載のランキング1位はANAP。子会社のANAPラボが、AIを活用して自動的に人物画像・動画を切り抜くシステム“Labpick”を開発したことが上昇の要因です。「不易と流行のあいだ」では、限定マスクをフックに“ウォンツはニーズを超える”をテーマにします。巻末のファッションパトロールは、アタッシェ・ドゥ・プレスとしても働くドラァグクイーン、ピーニャニーニャを取り上げます。
「WWDジャパン」と「WWDビューティ」は、最新号の紙面を紹介するライブ配信番組「もっと深くをもっと知る!『Read More』」を開始しました。毎週月曜日の18時からは「WWDジャパン」の最新コンテンツを紹介。毎月第1~第4木曜日の18時からは「WWDビューティ」の最新コンテンツを紹介します。今回は、6月29日号の「販売員特集」の“読みどころ”を6月29日18時からライブ配信します。