【PROFILE】1994年、栃木県生まれ。高校生の頃に雑誌「ナイロンジャパン」のオーディションに合格し、モデルの道へ。2014年、ボン・イマージュに所属。15年からnetflixの「テラスハウス BOYS&GIRLS IN THE CITY」に出演するなど、活動の幅を広げている PHOTO BY MINORU KABURAGI(SIGNO)
雑誌「ナイロンジャパン」の専属モデルを経て、広く活躍するのがモデル・中田みのりだ。2015年に「テラスハウス BOYS&GIRLS IN THE CITY(以下、テラスハウス)」に出演したことでも知られ、飾らない人柄で幅広い層から人気を得ている。そんな彼女も今年の春に大学を卒業し、晴れて社会人となる。人生の起点となる今春にはスタイルブックの発売も決定したという。これからモデルとして生きていくという彼女に話を聞いた。
WWDジャパン(以下、WWD):まず、モデルになろうと思ったのはいつ?
中田みのり(以下、中田):昔から水原希子さんが大好きで、高校3年生の時に『ナイロンジャパン』のモデルになれば大好きな希子さんに会えるんじゃないか!?」という動機でオーディションに応募したことがきっかけです(笑)。
WWD:それで、実際には会えた?
中田:会えたんです!一緒にセーラームーンの企画で撮影をしていただきました。もう緊張しちゃって、目を合わせられなかったです(笑)。それまでも好きだということを公言していたので、編集の方がうまく廊下ですれ違うように撮影を組んでくれたこともあってお見かけしたことはあったんですが(笑)、それでもやっぱり緊張しっぱなしでした。
WWD:モデルという仕事をやってみてどうだった?
中田:はじめはポージングも分からなくて、出来上がったものを見ては「自分可愛くない!」と悲しい気持ちになっていましたね。
WWD:大学に通いながらモデルを続けるのは大変だった?
中田:事務所に所属したのが2年くらい前ですが、その頃はあくまで学校がメーンで、空いた時間にお仕事をするという感覚でした。生活費のためにカフェやアパレルでバイトもしていました。
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「やっぱりモデルを続けたい!」
WWD:大学を卒業し、社会人になる気分はどう?
中田:学割を使えなくなるのが悲しいです(笑)。とにかく、これまで仕事に対して受け身だった部分もありましたが、自分でやっていかなくちゃ、という意識が芽生えました。
WWD:モデルをやっていこうと決めたきっかけは?
中田:ちょうど1年くらい前、就活を始めなきゃいけないタイミングだったと思います。事務所の人や家族とも将来のことを話していて、「これからもモデルを続けたい!」と言葉にしてはじめて決心がつきました。
WWD:モデルを目指す前から、そもそもファッションは好きだった?
中田:ファッションに目覚めたのは高校生の時です。その頃、友だちが東京でファッションサークルに所属していて、年に数回ファッションショーを運営していました。それがきっかけで私も入りたくなって、毎週末東京に出ては洋服を買ったり、イベントをしたりしていましたね。
WWD:どんなファッションが好き?
中田:古着が多いですね。最近私服スナップをやったんですが、昔から着ている洋服やシューズもあって、好きな系統が変わってないんだな、と実感しました。
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スタイルブック撮影の様子 (1枚目)PHOTO BY ISAC(SIGNO)
モデルとして次のステップへ
WWD:みのりさんと言えば「テラスハウス」が記憶に新しいですが、テレビに出たことで反響は?
中田:友だちやインスタグラムでの反応ですかね。街中でも声をかけられるようになりました!外国人からも「写真撮らせて!」と言われて、びっくりしました(笑)。でも、テレビに出ていてもモデルという仕事を変わらず続けていきたい気持ちが強くなりました。このタイミングで社会人になるということもあってか、最近は「モデルとしてきちんと何かを確立したい!次のステップへ進みたい!」と思っていたところにスタイルブックのお話をいただきました。発売は5月下旬予定ですが、今絶賛撮影をしています。
WWD:本当ですか!ちなみにスタイルブックの内容は?
中田:やりたいことを全部やりました!まず、説明しすぎる内容にはしたくなくて、もっとフォトブックのようなもの、アート性のあるものにしたかったんです。例えばチャレンジしてみたかったモードの撮影を都内で行ったり、大好きな牧場で撮影をしたり(笑)。他にも趣味で撮りためたフィルムカメラの写真をたくさん載せたり、大好きなクラゲの紹介ページを作ったり(笑)。私服スナップや自分で撮った写真で紹介するお気に入りスポットなど、ありのままの自分を表現できたと思うので、たくさんの方に見ていただきたいです。