三井不動産は、シンガポールの子会社を通じ、マレーシアの首都クアラルンプールに東南アジア初のららぽーとを開発する。2017年初旬に着工、21年にオープン予定で、3月28日に共同事業者との基本協定書を締結した。店舗面積約8万平方メートル、店舗数約300店舗と、同社の海外商業施設では最大規模。クアラルンプールの中心商業エリアであるブキッ・ビンタンから至近距離に位置しており、モノレール2路線の駅に直結する他、17年に開通予定のMRTの駅からは歩行者デッキでアクセス可能になる。
同プロジェクトはクアラルンプール中心市街地で推進されている大規模複合開発「ブキッ・ビンタン シティ センター プロジェクト」の一環。マレーシアでも人気の高い日系店舗をファッション、物販、飲食の各カテゴリで誘致し、ライフスタイル提案型の商業施設を目指す。