ビジネス

隈研吾がデザイン 新歌舞伎座跡地にホテル開業

 冠婚葬祭最大手企業のベルコ(BELLCO)は大阪ミナミの新歌舞伎座跡地に2019年、ホテル ロイヤルクラシック大阪(仮称)を開業する。設計デザインは隈研吾建築都市設計事務所。今年6月に着工し、19年10月にオープン予定だ。ベルコは1969年に創業した冠婚葬祭専門企業で、全国でベルクラシックなどの結婚式場やシティホール・ベルコ会館といった葬儀場などを運営している。同社は会員から少額の掛け金を集め計画的に運用し会員の婚礼や葬儀の際に還元する互助会方式をとっており、加入者数は200万人以上。規模も施設数も日本最大規模だ。同社が大都市型ホテルを手掛けるのは初めてだ。

 地下鉄難波駅に直結する同ホテルは地下1階地上19階の20階で、延べ床面積は2万6500平方メートル。150室の客室をはじめ、レストランやラウンジ、宴 会場、2つのチャペル、フォトスタジオ、ブライダルサロンを設ける。低層部は新歌舞伎座のファサードの一部を継承したデザインで高層部はアルミを使用したダイナミックなデザインになるようだ。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

東京に広がる “成熟したエレガンス”と“リアルクローズの提案力” 2025-26年秋冬東コレ特集

3月31日発売の「WWDJAPAN」は、2025-26年秋冬の「楽天 ファッション ウィーク東京」特集です。今季の特徴は、デザイナーらがブランド設立当初の世界観を大きく前進させたこと。東京らしいパーソナルな視点でのモノ作りに加え、“エレガンス”を成熟させて幅広い層に刺さるクリエイションが際立ちました。同時に、よりリアルクローズを意識した提案も目立ち、今後に向けてのターニングポイントを予感させるシー…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。