ファッション

ドームが新社屋を公開 ジムやカフェ、ヘアサロン併設の”24時間戦える場”

 スポーツブランド「アンダーアーマー」やスポーツサプリメントブランド「DNS」を手掛けるドームは28日、江東区有明の新社屋"有明ヘッドクォーター"を関係者に公開した。倉庫を改装した5層構成の社屋で、3フロアのオフィス機能に加え、契約アスリートがトレーニングを行うための施設「ドームアスリートハウス」やトレーニング後に利用できるジャグジーやトリートメントルームを併設する。その他、アスリートや社員、来客が利用できる、身体のコンディションに合わせた高タンパクの食事を提供する「DNS パワー カフェ」、社員向けのヘアサロン「ドームビューティーハウス」などがそろう。

 安田秀一ドーム社長は、「"有明ヘッドクォーター"のコンセプトは『コンバット & リゾート』。私は、仕事とは戦いであると思っているため、24時間365日、いつでも最高のコンディションで戦える環境を整えた。プランテック総合計画事務所に設計を依頼し、コミュニケーションやリラクゼーションのためのスペースを十分に備えた柔軟なレイアウトが実現した。特にオフィスにはコマンドデッキを設置し、いつでもオフィス全体が見渡せる他、パナソニック製の16面マルチモニターを商業施設以外で初めて設置し、ニュースや情報を共有できるようにしている」と胸を張った。

 会見では、スペシャルゲストとして「アンダーアーマー」契約アスリートで、ラグビー日本代表の山田章仁選手とエリナ・シルカ夫妻が登場。山田選手は「ここには世界基準の設備がそろっているため、トレーニングするのを楽しみにしていた。トレーニングジムの大型モニターでは、常に他のアスリートの映像が流れているため、自分も負けていられないという気持ちにさせられる。ここでトレーニングを積んで来年のリオ五輪、2019年のラグビーW杯、20年の東京五輪など、世界の舞台で活躍し、みなさんにエネルギーを受け取ってもらえたら」とコメントした。

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