「バレンシアガ(BALENCIAGA)」はアレキサンダー・ワン(Alexander Wang)前アーティスティック・ディレクターの後任に「ヴェトモン(VETEMENTS)」のヘッドデザイナーのデムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)を任命した。
イサベル・ギショ(Isabelle Guichot)=バレンシアガ社長兼CEOは「明確なビジョンを持ちつつ、チャレンジングなことができる人を探していた。ヴァザリアは『バレンシアガ』のレガシーや哲学をきちんと理解している」とコメントした。
一方34歳のヴァザリアは「『バレンシアガ』という歴史のあるメゾンに私のクリエイティブビジョンを持ち込むことを大変光栄に思う。とてもエキサイティングな気分だ」と語った。
グバサリアは2009年から「メゾン マルタン マルジェラ(MAISON MARTIN MARGIELA)」(現「メゾン マルジェラ」)のウィメンズコレクションのデザインを担当し、13年から「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」でウィメンズのシニア・デザイナーを務めた。彼は14年に「ヴェトモン」をスタートした。また、16年3月に開催する2016-17年秋冬パリ・ファッション・ウイーク中にファーストコレクションを発表する予定だ。
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