「サンローラン(SAINT LAURENT)」は12月5日、東京・表参道にフラッグシップストアをオープンした。前日の4日には、メディアやV.I.P.顧客を対象に、店舗をいち早く公開した。
世界最大のフラッグシップストアは、3層構造で1000平方メートル。白の大理石を基調にしたミニマルな空間に、アールデコ調の家具などを配置した。大理石は、隣接する石目がなるべく繋がるよう、その模様まで意識して配置。階段には約80本のシルバーの柱を配したが、この柱は、装飾ではなく、店舗を貫き支える存在となっている。
店内は1階がアクセサリー、2階がウィメンズ、3階がメンズ。2階のフィッティングルームには、エディ自身が選んだ1930〜70年代のアールデコの家具を置いた。また、オープンしてしばらくは、バッグとシューズが回転するスロットマシーンを設置する。店舗限定は、世界に10点のサーフボード。メゾンが「ベイビーキャット」と呼ぶアニマルモチーフと、LAのユースカルチャーをけん引するルシア・リビシ(Lucia Ribisi)とコラボレーションした「BABY」柄を用意した。各81万5000円だ。