「パタゴニア」が6月22日、東京新聞の朝刊に全面の意見広告を出し、「環境のために投票しよう」というメッセージを発信した。広告には2011年3月に起きた福島第一原発事故で全町民が避難した双葉町の写真と共に、「ボクらはおしまいだ、健全な環境がなければ。」と大きく綴られている。この取り組みは、同社が選挙の際に行う環境キャンペーン「ヴォート アワ プラネット」の一環で、7月10日に投開票される参議院選挙に向けたもの。同社ウェブや広告を通じ、「パタゴニア」が最重要課題であると考える環境のために、人々に選挙に行き、投票することを呼び掛けている。本国のアメリカでも、選挙のシーズンには同様のキャンペーンを展開している。
なお同社が選挙のタイミングで新聞に意見広告を出すのは今回が初めて。昨年は、長崎県の石木ダム問題についても新聞に意見広告を出している。