アッシュ・ペー・フランスは9月18日、「ルームス 地場産」初の直営店「ルームス ジーバ」を渋谷ヒカリエ2階にオープンした。
「ルームス 地場産」は、同社が主催する合同展示会ルームスのエリアとして2012年に誕生。当時、職人の技術が詰まった地場産品を、女性目線で集めたセレクトは珍しく、百貨店などで定期的にポップアップイベントを行い、人気を集めてきた。
従来はポップでカラフルなアイテムが多かったが「ルームス ジーバ」では、よりシックで洗練された商品を販売する。サンフランシスコで陶芸を学んだ大阪の男性作家、和田山真央が手掛ける花器や岩手の張り子の技術を用いた「コシェルドゥ」のバッグなど、常時約50ブランドをそろえ、月替わりの企画スペースも設置する。ショップ名はルームスのコピーを手掛けるコピーライターの野澤幸司が考案し、アートディレクションは池澤樹が担当。合同展示会ルームスのエリアともリンクする楕円形のアーチを効果的に用い、ミニマルで洗練された空間に仕上げた。売り場面積は33平方メートル。シルバーウィークと重なるオープンから6日間は、日替わりでイベントも開催する。
【イベント日程】
9月19日(土):大竹由布子「会津塗」
実演と限定品の販売
9月20日(日)21日(月祝):林民和「京焼(鳥獣戯画)」
実演と限定品の販売
9月22日(火祝):木村幸「郷土玩具」
実演と限定品の販売
9月23日(水祝):米澤資修「松本箒」
通常2年待ちの箒を15本限定で販売