ファッション

そごう・西武とカール・ラガーフェルドとのPBは9月9日発売 商品と価格は?

 そごう・西武は、女性のオフィス向けプライベートブランド(PB)「リミテッドエディション@オフィス」を刷新する。また、9月9日からは、同じ「リミテッドエディション@オフィス」の屋号の売り場もリニューアルし、カール・ラガーフェルドとの協業PB「リミテッドエディション バイ カール・ラガーフェルド」も販売する予定だ。

 新しくなる「リミテッドエディション@オフィス」は、同社メンバーズカード顧客5000人を対象にした仕事服に対するアンケートを実施し、「収納がなく不便」「オシャレじゃない」「サイズ感が不満」などといった声からデザインと機能性を見直した。機能面では、ジャケットは両サイドにスマートフォンや名刺入れが入る内ポケットを作り、パンツはきれいなシルエットと動きやすいストレッチ性にこだわった。また、薄型名刺入れをつけて販売したり、スマホや名刺入れ、ボールペンなどの小物が入るインナーポシェット(2500円〜)を別売りで展開したり、アクセサリーも使った要望に応える。主な商品の中心価格は、ジャケットが2万6000円、ボトムスが1万4000円、ブラウスが1万円、ドレスが2万5000円。スーツやドレスの一部では、小野原誠「モトナリ オノ」デザイナーと家永健司「イエナガ」デザイナーとのコラボ商品も展開する。

 また、「フォーマル」と「ワーク」「ビジネストリップ」の3ラインで構成する「リミテッドエディション バイ カール・ラガーフェルド」も30〜40代のキャリア女性に向けた仕事着を提案する。秋冬の主な商品と価格帯は、ジャケットが2万3000〜3万3000円、コートが2万4000〜6万9000円、ボトムスが9900〜1万7000円、ブラウスが9900〜1万4000円、ドレスが1万9000〜2万7000円、雑貨が3000〜3万9000円。販売は、「リミテッドエディション@オフィス」を構える西武池袋本店と所沢店、そごう横浜店と千葉店、広島店、神戸店、大宮店に加え、西武船橋店と所沢店、岡崎店、福井店、高槻店、大津店、筑波店、そごう徳島店と川口店で行う。また、同社のECサイト「e.デパート」でも取り扱う予定だ。

 「リミテッドエディション@オフィス」の売り場における初年度売り上げ目標は、「リミテッドエディション バイ カール・ラガーフェルド」と合わせて、前年比1.5倍の10億円を掲げる。

鴨井里枝

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