ラリーはこの展覧会について「今まで何度も自分の展覧会に来てくれたにもかかわらず、1万ドルや1万5000ドルの作品は買えなかったファンやスケーター、コレクターたちへのお土産や記念品として、自分がハッピーに死ぬためのお返しなんだ」とコメントしている。
「LARRY CLARK100」は、2013年にニューヨークでスタートし、ロンドン、ロサンゼルスでも開催した。映画「キッズ(KIDS)」でデビューした俳優のレオ・フィッツパトリックがキュレーターを担当している。
ラリー・クラークは、1943年米国オクラホマ州のタルサ生まれ。写真家としてニューヨーク近代美術館やメトロポリタン美術館、サンフランシスコ美術館などに作品が収蔵されている他、映画監督としても評価され、95年の監督作品「キッズ」に始まり、「アナザー・イン・パラダイス」「ブリー」「ケン・パーク」「ワサップ!」「スメル・オブ・アス」などをリリースしている。