「ウルトラ ジャパン 2016(ULTRA JAPAN 2016)」3日目は、雨が降り注ぐあいにくの天気に見舞われたが、オランダのトップDJティエスト(TIESTO)ら25組のアーティストが会場を盛り上げた。フェスを楽しむ来場者ファッションも雨にめげず個性を見せた。ファッションが際立つよう、雨具も透明ビニールのレインコートが多数派だ。
今年は特に、スポーツアイテムを取り入れた着こなしに勢いがあった。イニシャルのUを象った「ウルトラ ジャパン」のロゴアイテムと並んで、さまざまなスポーツブランドのロゴが来場者ファッションを賑わした。とりわけ「ナイキ(NIKE)」の着用率が高い。特にスニーカーで、”フライニット”の蛍光イエローやレッド、レインボーカラーが人気を見せた。くわえて”NIKE””JUST DO IT”のロゴ入りカットソーやナップサック、ヘアバンドにキャップまで、あらゆるアイテムで登場した。フェスファッションのDIYテクニックも進んでおり、コスプレは無論、Tシャツの裾を切りっぱなしたフリンジ風のリメイクや、ビジューでのデコレーションなど、アレンジが多様化している。また、ヘアバンドとヘアアクセサリーも重ね付けるボリュームがアップ傾向にあった。
同フェスは最終日も4万人が足を運び、3日間で過去最多の12万人を動員した。
【関連記事】
「ウルトラ ジャパン 2016」初日はフェスファッションの“オールスター”ゲーム
「ウルトラ ジャパン 2016」2日目はハイブランドのミックスも人気