ファッション

UA史上最大の旗艦店が六本木にオープン

 ユナイテッドアローズは9月22日、六本木ヒルズ ウエストウォーク2、3階に旗艦店をオープンする。店舗面積は1400平方メートルと過去最大で、これまで離れていたメンズ店とウィメンズ店をメゾネット式に複合化。内装は片山正通ワンダーウォール代表が担当した。「妄想のバザール~バザール・パラノイア」をテーマに設定し、コーナーごとに異なる表情を演出。鴨志田康人・執行役員UA本部クリエイティブ・ディレクターが世界中で買い付けた家具との調和も見どころだ。

 2階はウィメンズフロア。入り口付近にはカジュアルとデザイナーズブランドを集積し、奥にはジャケットスタイル、六本木店の客層に向けたドレスコーナー、シューズ、バッグ売り場を作った。ギフト需要を重要視し、京都のふすま紙屋に別注した包装紙をそろえるラッピングコーナーも設置。「ぎおん 徳屋」のカウンターでは、わらびもちなどを販売する。

 3階のメンズフロアでは、カジュアルウエア売り場を取り囲むようにして、ドレスウエアとシューズ、「クロムハーツ」、メンズコスメ&フレグランス、リビングウエア、重松理・名誉会長の「順理庵」、洋服のお直し屋が連なる。“バザール”を模した階段横の一角では、「フォックスアンブレラ」や時計店、イギリスの土産物店まで、さまざまな“商店”が立ち並ぶ。それぞれの“商店”は小規模ながらも、壁紙や木枠まで全てのディテールを異なる仕様に仕上げた。「とことん効率を度外視した店。死角がたくさんあって、一度では理解しきれないと思う。何度も来店していただきたい」と鴨志田クリエイティブ・ディレクター。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。