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TSIが16年3~8月期で黒字転換 リストラで粗利益率改善

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 TSIホールディングスの2016年3~8月期は、本業の儲けを示す営業利益が8億3000万円(前年同期は4億2200万円の損失)だった。不採算ブランドの撤退や店舗の閉鎖に、衣料品市場の不振も重なって売上高は前年同期比7.6%減の771億円だったものの、販管費の削減で粗利益率が1.1ポイント改善したことが黒字化につながった。「パーリ―ゲイツ」「ステューシー」「ジル・バイ・ジルスチュアート」「ナチュラルビューティーベーシック」などは堅調に推移した。「キャロウェイアパレル」を7月1日付で持分法適用子会社に移管しており、減収要因になった。経常利益は同1.4%増の12 億円、純利益は5億500万円(前年同期は14億円の損失)だった。

 通期(17年2月期)は売上高1660億円(前期比0.7%減)、営業利益30億円(同182.7%増)、純利益26億円(同86.8%増)を見込む。

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