2017年春夏「アマゾン ファッション ウィーク東京(以下、AFWT)」は10月20日、4日目を迎えた。
3日目は、エイチ ビューティ & ユースがパリから招へいしたLVMHプライズのファイナリスト「コーシェ(KOCHE)」がショーを発表した。原宿通りを封鎖し16-17年秋冬コレクションと新作の17年春夏コレクションをミックス。ファーストルックを着用したのはモデルの鈴木えみ。その他、植野有砂や吉田沙世ら東京を代表するインフルエンサー、モデルたち45人がウォーキングした。また、モデルを務めたYOONがデザインする「アンブッシュ(AMBUSH)」のアクセサリーも取り入れられた。
「ミントデザインズ(MINTDESIGNS)」は、恵比寿リキッドルームでショーを行った。多国籍の人々やストリートアートが交差するニューヨークのサブウェイ(地下鉄)から着想。髪にシューレースを巻き付けたドレッドヘアのモデルたちがランウエイを歩いた。
4日目のトリを飾ったのは、「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」。次回から発表の場をパリへと移し、東京での最後のコレクションということで、ショー前には長蛇の列ができた。ウエアや小物は、熊切秀典デザイナーの“クマ(熊)”をモチーフにしたアイテムがそろった。テディベアを抱きながらランウエイを歩くモデルの姿も。ショー後には、クマの着ぐるみをまとった熊切デザイナーがギターを務めるデザインチーム4人によるバンドが生演奏のライブを実施。レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(RED HOT CHILI PEPPERS)の代表曲“Give It Away”などを演奏し、会場を沸かせた。
この2日間に会場を訪れた来場者の装いでは、「ナインティナインパーセントイズ(99%IS-)」や「 ティー(TTT)」のオーバーサイズパーカー、「ドレスドアンドレスド(DRESSEDUNDRESSED)」のロングジャケット、「タロウ ホリウチ(TARO HORIUCHI)」のプリーツスカート、「コム デ ギャルソン ガール(COMME DES GARCONS GIRL)」のファージャケットとシューズなどが目立っていた。
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