ビジネス

ティファニー首脳がトランプデモの影響を語る

 トランプタワーの隣に旗艦店を構えるティファニー(TIFFANY & CO.)は、ドナルド・トランプ(Donald Trump)反対派によるデモや5番街の交通規制により、ビジネスに大きな影響を受けている。

 デモ行進が行われていた間は、買い物客を5番街とは別の入り口で迎え入れていた他、ジュエリーデザイナーのエディー・ボルゴ(Eddie Borgo)とのコラボコレクションを記念するイベントを中止した。

 5番街の旗艦店は全世界の売り上げの約10%、全米の約20%を占め、トランプ騒動は今後、同社の業績に大きな影響を与えるとみられる。マーク・エルツェッグ(Marc Erceg)最高財務責任者兼エグゼクティブ ヴァイス プレジデントは「ここ最近の抗議運動は、旗艦店の周辺を訪れる消費者の出足の減少を招いた。連邦政府およびニューヨーク州の関係者と連携を取り、なるべく影響を最小限に抑えようと努めている。しかし、ホリデーシーズンの売り上げの重要性から見ても、今後数週間の業績においては、慎重になる」とコメント。同社は第3四半期(8〜10月)決算を発表したばかりで、トランプ騒動の影響は、第4四半期に反映されるとみられる。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。