三陽商会は、岩田功・取締役兼常務執行役員(57)を2017年1月1日付で社長に昇格させる。杉浦昌彦・社長は取締役に退き、来年3月の定時株主総会をもって退任する。同社は英バーバリー社とのライセンス契約終了で業績が低迷し、過去最大の赤字を計上。今月31日には、約250人のリストラを行う。経営トップの世代交代で、組織の活性化と、経営の立て直しを急ぐ。
岩田氏は1982年に早稲田大学商学部を卒業後、三陽商会に入社。経営企画室やウェブビジネスなどを担当してきた。
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