アンソニー・ヴァカレロ=クリエイティブ・ディレクターが手掛ける新生「サンローラン(SAINT LAURENT)」のデビュー・コレクションとなる2017年春夏のアクセサリーは、ブランドを象徴する“カサンドラ” (1960年代に誕生したYSLのマーク)をヒールに用いたパンプス“オピウム”(14万5000円)に注目だ。その他、細いヒールのポインテッドパンプスやサンダル、メンズライクなシューズをそろえる。バッグの新作は、スクールバッグから着想した新作のショルダーバッグ“シャーロット”(18万9000~19万9000円)。アイコンバッグ“サック・ド・ジュール”の新作(32万9000円)は柔らかな革を用いることでよりカジュアルな印象に仕上げ、ハート型がかわいい“ラブ・ボックス”(19万9000円)やスクエアフォームの“タキシード・ボックス”(32万5000円)は“カサンドラ”でアクセントを加えている。
また、ランウエイショーでは耳元を飾るアクセサリーも目を引いた。中でも“カサンドラ”を二つに割ったイヤリング(5万5000~7万円)が新鮮で、バングルやブローチなども提案する。2017年春夏コレクションのアイテムは1月から順次発売予定だ。
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