マリア・グラツィア・キウリ新アーティスティック・ディレクターは、これまでのフェミニンな「ディオール(DIOR)」のイメージを変える新作バッグを打ち出した。ポイントは、ゴツめの金具と太いショルダーストラップ。中でも、フロントに大きなメタルパーツをあしらった“D-FENCE”(24万~35万円)や“J’ADIOR”(33万円)が新鮮だ。アイコンバッグの“レディ ディオール(LADY DIOR)”や“ディオラマ(DIORAMA)”でもスタッズを用いてアップデートした新作を発表。また、メタルのボックスクラッチ(86万円)にはタロットカードのモチーフを採用し、神秘的なムードを漂わせる。シューズは、ムッシュ・ディオールが好んだハチのモチーフを刺しゅうしたスニーカー(9万9000~10万5000円)をはじめ、スニーカーブーツやリボンを部分的に用いたスリングバックのポインテッドパンプス、スライドサンダルなどをそろえる。
※価格は全て予定価格