コンバースフットウェアは12月9日、「コンバース(CONVERSE)」の代表的スニーカー"オールスター(ALL STAR)”の生誕100周年を記念したイベントをソーカルリンク表参道で開催した。会場には梅宮アンナや夏菜、“スニーカー大好き芸人”としても知られるお笑い芸人・マテンロウのアントニーら著名人に加え、シンガーソングライターの向井太一、同じくシンガーソングライターのUCARY & THE VALENTINE、ラッパーのSALUなど多くのアーティストも訪れた。
会場に設けられた展示スペースでは、貴重な初期モデルとともに1917年の誕生から現在までのデザインの歴史を紹介。他にも13日に発売した「ALL STAR 100」や、靴底がスピーカーになったもの、九九を問いかけるとアンクル部分に答えが浮かび上がる人工知能搭載モデルなど多数のオールスターが並んだ。
北島義典コンバースフットウェア社長は「歴史あるブランドが日本で愛され、こうやって100周年を迎えられたことを嬉しく思う。2001年の米国コンバース倒産を機に、『コンバース アディクト(CONVERSE ADDICT)』や『タイムライン(TIME LINE)』など、日本企画の製品を開発してきた。コーディネートに『コンバース』のシューズをどう合わせるかというスタイル提案を地道に行い続けた結果、近年のウイメンズを中心としたスニーカーブームと合致してビジネスも好調だ」と話した。16年4~9月期の業績は2ケタ増。年間でも2ケタ増収を見込む。