三井不動産は、「ららぽーと甲子園」(兵庫県西宮市)のリニューアルを3月18日から順次行う。子育てファミリー世代を向け、飲食ゾーンや子どもが楽しめるスペースの刷新、関西初出店を含む新規31店舗と改装13店舗をオープンする予定だ。
飲食ゾーンは、自然をテーマにした「ららぽーと甲子園フードスタジアム」と改称。その中のフードコートの席数を約640席に増やし、ファミリーもゆったりできる空間にした。また、屋外広場をファミリー向けに改修し、2階「ららキッズパーク」のリニューアルや1階キッズスペースの新設を行う。三井不動産の子育てママ社員によるプロジェクト「ママ with ららぽーと」のアイデアも取り入れ、ボーネルンドの遊具に変えたり、乳児から幼児までより多くの子どもが楽しめる空間に作り替えたりするなど環境を整えた。
SC初出店となる「ノースオブジェクト」は大阪を拠点に、婦人服や雑貨の企画・販売やベーカリーなどの飲食店運営を行うノースオブジェクトが手掛けるライフスタイルショップ。ららぽーと甲子園店では、オリジナル服飾雑貨に加え、焼き立てパンやスープなども提供し、ワークショップスペースも併設する。関西初出店は、「妖怪ウォッチ オフィシャルショップ ヨロズマート」と「中華バイキング 九龍點心」の2店舗。その他、「コロンビア」や「アース ミュージック&エコロジー ナチュラルストア」「プラステ」「セシルマクビー」は移転リニューアルする。今回の改装は、73店舗が新規・改装オープンした2011年以来の大規模リニューアルになる。
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