製造から販売まで自社で一貫したオーダーメードビジネスを行い、ジュエリーを主軸とするスーツやシャツ、シューズ、時計を販売するケイ・ウノが、新プランド「ラ・アルアリア(LA ARARIA)」をローンチする。アールヌーボーの時代の空気感をコンセプトにした、ドレスを中心とするブランド。イタリアの素材をメーンにしたドレスの平均価格は3万円台。3月1日には阪急うめだ本店4階の“ドレスアップスタイル”でコーナー展開を行う。
また同社は、ブランド名と同じショップ名のセレクト新業態ラ・アルアリアを3月下旬にコレド日本橋にオープンする。オリジナルブランド6割展開に加え、レディースオーダースーツとメンズのオーダーメードスーツ(3万円台と7~10万円台)を販売する他、「ケイウノ」ジュエリーやバッグ・ジュエリーを含むインポート雑貨を販売する。米国発バッグブランド「メリー ビアンコ(MELIE BIANCO)」(平均価格9800~3万円)やジュエリーブランド「ゴリアナ(GORIANA)」(平均価格1万5000円)を導入予定だ。
「ラ・アルアリア」のローンチに際しケイ・ウノは、「大型ブランドやファストファッションを筆頭とするリアルクローズや、無地ベースの無差別化したブランドが氾濫する中、プリント柄を豊富に取り入れたMD構成で、同質化からの脱却を目指す。女優気質に触れるような、上品なインパクトを持つファッションを提供していく」という。