ファッション

故フランカ・ソッツァーニ伊「ヴォーグ」編集長の後任決定

 コンデナスト・インターナショナル(CONDE NAST INTERNATIONAL)は1月20日、昨年12月に死去したフランカ・ソッツァーニ「ヴォーグ イタリア(VOGUE ITALIA)」編集長の後任として、エマニュエレ・ファルネティ(Emanuele Farneti)現イタリア版「GQ」編集長を指名した。ファルネティ新編集長は、フランカ同様、メンズ誌「ルオモ ヴォーグ(L’UOMO VOGUE)」編集長も兼務する。

 ファルネティ編集長は1974年生まれ。テレビ業界でキャリアを積んだ後、99年にコンデナスト・イタリアに入社し、伊「GQ」の創刊に携わる。その後、一度退社し、新聞記者などを経て、ファッション誌「フレア(FLAIR)」の編集長に就任。2014年にコンデナスト・イタリアに戻り、インテリア誌「AD」編集長を務めた後、15年に伊「GQ」編集長に就任した。

 今回の人事について、ジョナサン・ニューハウス=コンデナスト・インターナショナル会長兼CEOは、「エマニュエレはもちろん、ファッションと写真の世界的な参考文献である『ヴォーグ イタリア』と『ルオモ ヴォーグ』を作り上げた伝説的なフランカの跡を継ぐ。フランカは唯一無二の存在だった。しかし、彼女自身、『ヴォーグ』は個人のクリエイティビティーを超越するものと認めていた。フランカはエマニュエレのことをよく知っていたし尊敬していたから、彼女も認めてくれると信じている」とコメントしている。

【関連記事】
イタリア版「ヴォーグ」編集長死去

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。