ファッション

「マトフ」が絹織物の銘仙をモダンにアップデート

 日本デザインコミッティーと経済産業省関東経済産業局は2月21日まで、企画展「スタイルメイセン(STYLE MEISEN)」を松屋銀座7階で開催している。着物の生地として、大正~昭和初期に一世を風靡した絹織物の銘仙を、東京のデザイナーズブランド「マトフ」が洋服として提案。栃木・足利のガチャマンラボや埼玉・秩父の逸見織物などと協業したオリジナル生地を用いたウエアやバッグを披露している。会場では、銘仙の歴史や技術を解説や撮りおろしのルックを展示している他、作品の受注販売も行う。

 「マトフ(MATOHU)」の関口真希子デザイナーは「銘仙の技法の“ほぐし”には元々興味があった。今回の協業をきっかけに生地について勉強し、今後もブランドの商品に使用していきたいと思う。銘仙の名前を知らない人にも企画展を見ていただき、ほぐしのテクニックの魅力を再発見してもらえたら」と話す。

■スタイルメイセン
日程: 2月21日(水)まで
時間:10:00~20:00
会場:銀座松屋7階デザインギャラリー1953
住所:東京都中央区銀座3-6-1

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