日立製作所と日立ビルシステム、三井不動産の3社は、ヒューマノイドロボット「エミュースリー(EMIEW3)」を活用した店舗案内サービスの実証実験を行う。三井不動産の商業施設ダイバーシティ東京 プラザで、2月17〜24日(ステップ1)と4月14〜21日(ステップ2)に実施する。
実験では、日立が開発した「エミュースリー」が来店客に対して、店舗や商品メニューなどの情報案内や目的地への案内をフードコートや館内で行う。インバウンド向けの案内も想定し、日本語だけではなく、英語と中国語にも対応する。ステップ1では主に情報の案内を行うが、ステップ2では実際にフロア内を走行し、目的地まで案内する予定だ。
「エミュースリー」は、店舗や公共施設において、サポートを必要とする客の元に自ら移動し、接客・案内サービスを行うことを目的に開発されたヒューマノイドロボット。複数台のロボット間での情報共有やサービスの引き継ぎを行う機能、転倒しても自ら起き上がる機能なども搭載する。
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