オンワードホールディングス(以下、オンワードHD)は、2月28日付で中核子会社のオンワード樫山の馬場昭典・社長(49)が退任し、大澤道雄・取締役兼専務執行役員(61)が次期社長に就任するトップ人事を発表した。馬場社長は3月1日付でオンワードHDの副社長次世代事業開発担当に就き、これまでの知見を活かしてグループ全体の新規事業の指揮を執る。また、廣内武オンワードHD会長は、2月28日付で兼任するオンワード樫山会長を退任する。
馬場社長は2011年に43歳の若さでオンワード樫山の社長に就任。主要販路である百貨店向けブランドのMD改革の指揮を執ってきた。大澤次期社長はオンワードHD専務執行役員、オンワード樫山取締役専務執行役員、オンワード商事会長などを兼任しており、主に生産部門を束ねてきた。
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