ポーラ・オルビスホールディングスの16年12月期連結決算は、売上高が前期比1.7%増の2184億円、営業利益が同19.5%増の269億円、経常利益が同21.6%増の271億円で、7期連続で増収・営業増益を達成した。
事業部別の売上高は、ビューティケア事業が同0.9%増の2024億円、不動産事業が同3.1%増の30億円、その他が15.3%増の129億円だった。ビューティケア事業は基幹ブランドの「ポーラ」で最高峰ライン「B.A」の美容液が貢献したり、新シリーズ「アリュー」が高評価を得たりした。また、美白ブランド「ホワイトショット」の美容健康食品などが訪日外国人から高い支持を受け売り上げをけん引した。また、育成ブランドとして位置づけている「THREE」「ディセンシア」も前年を上回る実績を残した。
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