前代未聞の超激辛なレビューに、ミラノメンズが大騒ぎした。これは、「ヴォーグ ランウェイ」に寄稿するルーク・レイッチ(Luke Leitch)が、「フィリップ プレイン(PHILIPP PLEIN)」の悪趣味なコレクションと、予定時刻から大幅に遅れたショーに対して怒りをあらわにしたレビューだ。
記事によると、ルークは会場に到着してからショーが終わるまで実に92分もかかり、うち30分は大混雑の外で延々と待たされたと告白。以下、一部を抜粋すると、「やっぱり今回も30分以上会場の外で待たされ、ようやく中に入ることができると、そこには『×××(言ったり、書いたりすると一発アウトの、あの言葉)』を繰り返す男性。開演時間になってもショーは始まらず、代わりにスクリーンが降りてきて、全く好きになれない音楽をひたすらリピート。予定外に出てきてしまった2人のモデル以外、会場に到着してから75分間は、ひたすら待ちぼうけだ。ようやくショーが始まると、“その筋”の人は大好きかもしれない洋服が延々と現れる。『ようやく最後のモデルが現れた!帰れる!』と思ったら、今度はプレインが現れ、大きなジープやモデルとノロノロと大行進してフィナーレ。もうキレた!(ショーの翌日以降に洋服を手に取ってみることができる)展示会(英語ではRe-See)なんていらない!私に必要なのは、洋服を2度と見ることのない環境(Un-See)だ!アイツは、ファッション界のドナルド・トランプだ!」と言いたい放題。翌日以降、ミラノメンズでは、多くの関係者がこのレビューを話題に盛り上がった。