マークスタイラーが運営する「ザ デイズ トウキョウ(THE DAYZ TOKYO)」が2017年春夏シーズンをもって終了する。
直営の渋谷店と松坂屋名古屋店、自社ECサイト「ランウェイチャンネル(RUNWAY channel)」では15日から最終セールを行い、店舗は7月31日にクローズする。同社はブランド終了の理由を「事業の先行きを慎重に検討した結果」と説明。また、今後渋谷店のスペース(3層の店舗面積約140平方メートル)を継続して所有するかは未定としている。14日夜には、渋谷店で顧客と関係者を招待したパーティーを行う予定だ。
「ザ デイズ トウキョウ」は12年春に、自社ECサイト発のセレクトショップとしてスタート。同秋には、渋谷店とルミネ新宿店のリアル店舗をオープンした。20代後半〜30代の女性をターゲットに、自主商品にも力を入れ、OL層に向けたオフィス服が人気を集めていた。しかし、昨年秋には、事業部を再編成し、企画チームも一新。ターゲット層のベーシック離れに直面し、よりトレンド力を高めた“モードなオフ服”に注力しリブランディングしたばかりだった。