ファッション

計12万5000人が来場した「フジロック’17」 柄アイテムを取り入れたコーデが人気

 「フジロックフェスティバル’17(FUJI ROCK FESTIVAL’17、以下フジロック)」の最終日となる3日目も、前2日同様、時折晴れ間が覗くものの不安定な天候での開催となった。

 一辺倒になりがちなフェスファッションからの脱却を目指し、ボタニカル柄やドットを取り入れたコーディネートが人気。雨の影響からか定番の大容量のバックパック姿は影を潜め、軽量で小型のサコッシュを用いたスタイルも多い。全日を通して来場者の多くがレインブーツを着用し、「パタゴニア(PATAGONIA)」や「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」「モンベル(MONT-BELL)」「コロンビア(COLUMBIA)」といったアウトドアブランドのレインコートやポンチョで雨風や夜間の冷え込みをしのいでいた。

 「ニンジャ・チューン(Ninja Tune)」を代表するアーティスト、ボノボ(Bonobo)はファン待望のジャディーン(Szjerdene)を迎えたLIVE SETで楽曲を披露。今年急遽復活したオーストラリア発ロックバンドのジェット(JET)は、「Are You Gonna Be My Girl」や「She's a Genius」などキラーチューンで観客の喝采を博した。この後、最終日のヘッドライナーでアイスランドの歌姫、ビョーク(Bjork)が満を持して登場。ヘッドピースやドレスなど、ビョークの世界観が漂う衣装、舞台セットに期待が高まる。

 2017年の「フジロック」は、主催者スマッシュの発表によると前夜祭1万5000人、1日目3万2000人、2日目4万人、3日目3万8000人、計12万5000人を動員。また、閉幕に合わせ、「フジロックフェスティバル ’18」が2018年7月27〜29日の3日間にわたり開催されることが発表された。

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