ストライプインターナショナルは、渋谷パルコパート2跡地に建設中のホテル併設型店舗を「ホテル コエ(HOTEL KOE)」と名付け、2018年2月の開業を発表した。フロアは3層で、1階(面積約360平方メートル)はベーカリーレストランとイベントスペース、ホテルレセプション、2階(同約560平方メートル)はリブランディングした「コエ」のグローバル旗艦店と位置付ける渋谷店、3階(同約560平方メートル)はホテル客室とホテルラウンジをそれぞれ設ける。衣食住の各分野で活躍するクリエイターを起用し、“ステイ”と“ファッション”“ミュージック”の3つのキーワードの下、買い物から食事、イベントから宿泊までさまざまな体験を提供していく。
1階は、代官山のフレンチレストラン「アタ(Ata)」を手掛ける掛川哲司シェフがプロデュースするベーカリーレストラン「コエ ロビー(koe lobby)」をオープン。立ち飲みできるバーカウンターやテーブル席などを設け、ディナーからテイクアウトできるパンまで幅広いメニューを提供する。2階の「コエ」では、「コエ」のウィメンズとメンズのアパレルや生活雑貨に加え、ジョージクリエイティブカンパニー(GEORGE CREATIVE COMPANY)の天野譲滋プロデュースによる「ホテル コエ」のロゴ入り限定グッズなどを販売する。
「ホテル コエ」のクリエイティブ・ディレクションと設計、インテリアデザインを手掛けたのは、建築設計事務所、サポーズデザインオフィス(SUPPOSE DESIGN OFFICE)の谷尻誠と吉田愛。シンプルなデザインをベースにした1、2階に対し、3階のホテルスペースは、“茶室”の要素を現代風にアレンジした演出を構想しているという。