ファッション

エイサップ・ロッキーがセルフリッジにコンビニをオープン

 エイサップ・ロッキー(A$AP Rocky)が、英百貨店のセルフリッジ(SELFRIDGES)にニューヨークスタイルのボデガ(ラティーノが経営する街角のコンビニ)にインスパイアされたポップアップストアを10月2〜11日までオープンしている。

 エイサップ・ロッキー率いるクリエイティブ・チームAWGEのマシュー・ヘンソン(Matthew Henson)ファッション・ディレクターは、「エイサップ・ロッキーはどの街角にもボデガがあるニューヨークで生まれ育った。(ボデガは)ニューヨークでしか体験できないようなものなんだ。ボデガのようなコンビニ形式の小さなショップはどこにでもあるが、そこでボデガの雰囲気は味わえない。だから、彼が好きなアイテムや、作りたかったアイテムをいくつかピックアップして取り上げ、お気に入りの都市のひとつであるロンドンにポップアップショップをオープンした」と説明した。

 「AWGE ボデガ(AWGE Bodega)」と名付けられたポップアップストアはセルフリッジ1階の人目につかない一角にオープン。グラフィティだらけの壁に壊れた電話ボックス、アイスクリーム冷凍庫を設置しボデガを再現した。店内には、エナジードリンクやキャンディーから、エイサップ・ロッキーのアニメ風のイラストでデコレーションされたシリアルボックス、文房具やウエアが棚に所狭しと並べられた。

 「ロッキーはお菓子やスナックが大好きだから、トゥインキーズ、ラッキーチャーム、クリスピー・クリーム・ドーナツとこの期間限りのコラボレーションをした。鉛筆、ペン、スケッチブックやブランケットといった、子どもの頃の記憶を思い出すようなアイテムも用意した」とヘンソン。お菓子やスナックだけでなく、もちろんウエアも数多くそろえている。ヒップホップ集団エイサップ・モブ(A$AP Mob)の創設メンバーでもあるラッパーのエイサップ・ナスト(A$AP Nast)が手掛けるスケートブランド「マリオ インファントリー(MARINO INFANTRY)」や、エイサップ・トゥエルヴィ(A$AP Twelvyy)が手掛けるブランド「ラスト イヤー ビーング ブローク(LAST YEAR BEING BROKE)」のアイテムも販売する。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

アニメコラボ特集 ヒット連発の“制作秘話”に迫る

「WWDJAPAN」4月14日号は、「アニメIP」を特集します。一般法人法人 日本動画協会によると、2023年の日本のアニメ産業のグローバルにおける市場規模は前年比14.3%の3兆3465円となり、過去最高となりました。特に海外市場の成長が目覚ましく、前年比18.0%増の1兆7222億円とこれも過去最高を更新。日本市場を上回ったのは、コロナ禍の20年以来2度目のことでした。市場の盛り上がりは、東京…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。