「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は10月27日、ニューヨークを拠点に活動する美術家ジェフ・クーンズ(Jeff Koons)とのコラボコレクション第2弾を発売する。
同コラボレーションは、クーンズが2015年にニューヨークのガゴシアン・ギャラリー(Gagosian Gallery)で開催した個展“ゲイジングボール・ペインティングス(Gazing Ball Paintings)”がもとになったプロジェクト。今年4月に発売された第1弾では、レオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonardo da Vinci)やティツィアーノ・ヴェチェッリオ(Tiziano Vecellio)、フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Van Gogh)などをフィーチャー。クーンズが巨匠の絵画をハンドペインティングした作品を「ルイ・ヴィトン」のアイコンバッグの全面にあしらった。
第2弾では、クロード・モネ(Claude Monet)やポール・ゴーギャン(Paul Gauguin)、エドゥアール・マネ(Edouard Manet)、ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(Joseph Mallord William Turner)、フランソワ・ブーシェ(Francois Boucher)などの代表作がクーンズによって再現され、 “スピーディ(Speedy)”“キーポル(Keepall)”“ネヴァーフル(Neverfull)”などに描かれる。第1弾同様、バッグには原作者の名前を大きくあしらう他、クーンズが自身のイニシャルを組み込んだ新モノグラムなどを散りばめている。
特に、原作となったモネの「睡蓮」は国立西洋美術館の松方コレクションに、ゴーギャンの「かぐわしき大地」は大原美術館にそれぞれ所蔵されていることもあり、日本においてより親しみを感じるものになっている。
「ルイ・ヴィトン」表参道店や六本木ヒルズ店など、全国27店で販売する。