ビジネス

写真家テリー・リチャードソンがブラックリスト入り あの大手出版社やラグジュアリーブランドも不採用を表明

 米大手出版社のハースト(HEARST)と「ウォール・ストリート・ジャーナル(THE WALL STREET JOURNAL)」のラグジュアリー専門誌「WSJマガジン(WSJ MAGAZINE)」は、大物写真家テリー・リチャードソン(Terry Richardson)を今後起用しないことを発表した。

 「WSJマガジン」9月号にはリチャードソンが撮影した写真が使用されており、ハースト傘下の「ハーパース バザー(HARPAR'S BAZAAR)」は長年にわたり同氏を起用している。また、9月に開催された「ハーパース バザー」主催のパーティーでも姿が目撃されている。10月25日に「ヴォーグ(VOUGE)」などを擁する出版社コンデナスト(CONDE NAST)が被写体の人物に対するリチャードソンのセクハラ疑惑を問題視し、今後一切起用しないよう内部通達を行ったことが明るみに出た。ハーストや「WSJマガジン」もこの流れに乗った形だ。

 その他にも、「ブルガリ(BVLGARI)」「ヴァレンティノ(VALENTINO)」「ディーゼル(DIESEL)」も同氏を起用しない立場を明確にしており、コンデナスト社の判断が大きな影響を及ぼしている

 

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

“カワイイ”エボリューション! 2026年春夏ウィメンズリアルトレンド特集

「クワイエット・ラグジュアリー」の静寂を破り、2026年春夏のウィメンズ市場に“カワイイ”が帰ってきました。しかし、大人がいま手に取るべきは、かつての「甘さ」をそのまま繰り返すことではありません。求めているのは、甘さに知性と物語を宿した、進化した“カワイイ”です。「WWDJAPAN」12月15日号は、「“カワイイ”エボリューション!」と題し、来る2026年春夏シーズンのウィメンズリアルトレンドを徹…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。