ファッション

「シュプリーム」から“写真界のノーベル賞”受賞女性とのコラボスケートデッキ登場

 「シュプリーム(SUPREME)」は11月11日、写真家で映画監督のシンディ・シャーマン(Cindy Sherman)とコラボしたスケートデッキを発売する。全2型で、表面にはシンディのサインを施し、裏面には食べ物をフューチャーした作品群「Grotesque Series」の「Untitled #181」と「Untitled #175」をプリントする。価格は未公開で、「シュプリーム」旗艦店とドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)およびオンラインストアで取り扱う予定だ。

 シンディ・シャーマンは、1954年生まれのニュージャージー出身。画家として活動を始めるも、後に写真家に転向。主な代表作として、自分を被写体としたコンセプチュアル・セルフポートレイトや、大衆映画の女優に扮した作品群「Untitled Film Still」があげられる。国内外から高い評価を受けており、過去には“写真界のノーベル賞”と称されるハッセルブラッド国際写真賞や高松宮殿下記念世界文化賞を受賞。昨年5月にはインスタグラムのアカウントを開設し、旅行の風景やライブに行った際の映像など日常の投稿に加え、現代の過剰加工のセルフィー文化を風刺したような作品ともとれるセルフィーを数多く投稿している。

 なお、「アンダーカバー(UNDERCOVER)」は9月にパリで発表した2018年春夏コレクションでシンディのセルフポートレートをプリントしたアイテムを発表。「オフ-ホワイト ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」もシンディの「Rather Be Swimming」をプリントしたトートバッグを昨日発表するなど、ファッション業界でシンディ旋風が巻き起こっている。

UNDERCOVER x ファッションの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。