丸井グループは9日、丸井水戸店(茨城県)を2018年秋で閉店すると発表した。同店は1970年に開業。JR水戸駅前の好立地に1万3000平方メートルの店舗を構え、ピーク時の94年度には156億円を売り上げていた。だが、近年は郊外を含めたショッピングセンターやECとの競争が激化し、2016年度の売上高は6分の1の25億円に縮小していた。今年3月には駅の反対側にイオンモール系の水戸オーパが開業したこともあり、採算の改善は難しいと判断した。
同社はすでに丸井川崎店(神奈川県)を来年1月で閉店することも発表している。