「ヴォーグ ジャパン」は11月24日、スタイル・生き方・美において読者に影響を与え、各分野で活躍した女性を選ぶ「ヴォーグ ジャパン ウィメン オブ ザ イヤー 2017(VOGUE JAPAN WOMEN OF THE YEAR 2017)」の授賞式を東京・丸の内で開催した。今年で13回目を迎える同賞には、お笑い芸人のブルゾンちえみや女優の木村多江の他、恩田陸(作家)、コムアイ(アーティスト)、SONOYA MIZUNO(女優)、MIKIKO(演出振付家)、南谷真鈴(冒険家)、吉岡里帆(女優)らが選ばれた。
また、今後の活躍が期待される新世代女性の中から選ばれる「ライジングスター オブ ザ イヤー(RISING STAR OF THE YEAR)」にはYOON「アンブッシュ(AMBUSH)」デザイナーが選ばれた。
授賞式の開会挨拶とトロフィー授与を行った渡辺美津子「ヴォーグ ジャパン」編集長は今年の受賞者は「挑戦することをやめない女性たち」だと説明。受賞者の一人ひとりに、芸術家の森万里子制作による鳥のつがいを模したトロフィーを手渡した。
受賞したブルゾンちえみは芸人のブリリアントにエスコートされ登壇。「私にとって『ヴォーグ』は憧れだった。いつもはシャツとタイトスカートなので、今日はワンピースをチョイスした」と話し、「女に生まれてよかった!」と持ちネタを披露。2018年は「これまで挑戦したことがないことにトライしたい」と抱負を語った。
Perfumeや星野源の“恋ダンス”の振り付けで知られる振付家のMIKIKOは、大好きだという「トーガ(TOGA)」の服で登場。自身のヘアスタイルに合わせてドレスもアシンメトリーな点がポイントだと話した。また、“女に生まれてよかった瞬間”を聞かれると、「七変化できるのは女性の特権。感情の機微はうっとうしいと思う時もあるが、モノを作る上でその感情の変化が大切な時もある」とコメントした。