「ゴーシャ ラブチンスキー(GOSHA RUBCHINSKIY)」は、2018-19年秋冬コレクションも母国ロシアで発表する。今回はロシア第4の都市で、モスクワから飛行機で数時間の都市エカテリンブルクが舞台。ニコライ・アレクサンドロヴィチ・ロマノフ(Nikolai Aleksandrovich Romanov)ことニコライ2世が銃殺された跡地に建立された、黄金の屋根を持つロシア正教会が有名な街だ。来年開催されるサッカーW杯ロシア大会の試合も行われる。
ショーは18年1月14日に開催。2つの新たなコラボレーションを発表する予定だ。ブランドはすでに「アディダス(ADIDAS)」とのコラボを続け、スニーカーなどを発表している。
「ゴーシャ ラブチンスキー」がロシアでショーを開くのは3回目。最初はポーランドとリトアニア挟まれた飛び地のカリーニングラード、2回目はロシア帝国の首都だったサンクトペテルブルクで発表した。カリーニングラードのショーではソビエト連邦時代、若者が集っていたカルチャーセンターを舞台にランウエイショーを開催。デザイナーのゴーシャとって、共産主義時代の若者は、常にインスピレーション源になっている。