「ユニクロ(UNIQLO)」は2月9日、グランドアンバサダーを務める男子テニスプレーヤー錦織圭が試合で着用するアイテムを「ユニクロ」一部店舗と公式サイトで発売する。同アイテムは、クリストフ・ルメール(Christophe Lemaire)が率いるユニクロパリR&Dセンターが錦織のためにデザインした。
アイテムは、ポロシャツ(3990円)やショートパンツ(2990円)、スウェットジャケット(3990円)、スウェットパンツ(2990円)、キャップ(1990円)、リストバンド(790円)、テニスソックス(790円)、テニスバッグ(5990円)をそろえる。色は、深いインディゴブルーを主にビビッドなオレンジのストライプを施し、素材には、東レと共同開発の高い吸汗速乾性を持った“ドライEX”を使用した。
11日から開催される「ニューヨークオープンテニス2018」にも同商品を着用して出場する予定の錦織は「試合では“自信を持ってストレスなく戦える”ことが自分にとって不可欠。『ユニクロ』とは何度も何度も話し合いを続けた結果、僕自身が最も動きやすいカッティングや機能をウエアに取り入れてもらっているので、もたつきなどがなく、プレーに集中できる。デザイン面でも、きれいなストライプなど、すべて洗練されていてとても気に入っている」と語る。
ユニクロパリR&Dセンターは、ユニクロが持つ東京、上海、ニューヨーク、ロサンゼルス、パリの5カ所にあるR&Dセンターの1つだ。R&Dとはリサーチ&デベロップメントの略で、その地域のファッション動向やライフスタイル、新素材の情報などを調査し、商品開発やコンセプト、デザインなどに活かすための拠点のこと。同センターは、2016年にクリストフ・ルメールがディレクターに就任し、パリ発の新ライン「ユニクロ ユー(Uniqlo U)」を手掛けている。