サカナクションの山口一郎が主催するカルチャーイベント「NF」が、1月26日の深夜から27日の明け方にかけて東京・恵比寿のリキッドルーム(LIQUIDROOM)で開催された。同イベントは2015年の初開催以来ファッション業界との関係が深く、これまで「ループウィラー(LOOPWHEELER)」とのコラボスエットの発売や、ナイキ(NIKE)の“エア マックス(AIR MAX)”の誕生30周年イベント「エアマックス レボリューション トーキョー(AIR MAX REVOLUTION TOKYO)」でインスタレーションを制作するなどしてきた。
そんな同イベントが今回のコラボ相手として選んだのが、藤原ヒロシの手掛ける「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」だ。会場となったリキッドルーム2階のギャラリー、カタ(KATA)にはコラボグッズを扱うポップアップストアがオープン。白を基調とし、床に人工芝を敷き詰めるなど「フラグメント」らしさを感じさせる同ポップアップには、オープン時から客が殺到。一時は数百人が並び、フーディーやサンダルなど全8アイテムのほとんどが完売した。
イベント中盤の深夜2時からは、藤原ヒロシと山口一郎による貴重なアコースティックライブがスタート。サカナクションの名曲「ルーキー」や「グッドバイ」、藤原ヒロシの「かすかなしるし」などが披露され、山口は「藤原ヒロシさんの真似をしていた高校生の僕に、この現状を伝えても信じてくれないと思う。僕の夢が叶いました」と、今回のコラボについての想いを嬉しそうに語った。