ファッション

吉川ひなのがサンプルチェックから在庫管理まで 全工程に関わった子ども服スタート

 モデルでタレントの吉川ひなのが手掛ける子ども服ブランド「ラブジアース(LOVE THE EARTH)」が3月3日にスタートした。ロンパースやワンピース、Tシャツなどを用意し、おくるみやピローケースといった小物もそろえる。価格帯は3100~8300円で、公式オンラインストアでのみ取り扱う。3日のスタートに先駆け、中綿までオーガニックコットンを使用したテディベア“hug me”(1万2000円)を同ブランドの公式オンラインストアで発売中だ。

 “地球に愛を、こどもに夢を。できることからはじめよう”をテーマに、素材はオーガニックコットンを採用。吉川ひなのは「オーガニック素材の洋服はナチュラルな色味になりがちだが、カラフルな色使いにすることで、少しでもワクワクしてもらえたら嬉しい」と話す。また、素材に関しては「全てオーガニックでなければと決めず、ポイントでオーガニック以外の素材もバランスよく使う柔軟性も大切にしている」といったこだわりも。ブランドを立ち上げるにあたっては、「これまでプロデュースしてきたものは、既存のデザインを変更したり、誰かが希望を形にしてくれるというやり方だった。でも今回はデザインをはじめ、サンプルチェックや在庫管理、携わる人に直接交渉するなど全ての工程に関わり、何もないところから形にしていくことが大変だった」と、ブランドへの思いが強いことが伝わる。

 吉川ひなのは現在ハワイに拠点をおき、オーガニックな暮らしを提案。子ども服ブランドの他にも、2013年にウエディングドレスブランド「アロヒナ(ALOHINA)」をスタートさせ、15年には国内レンタル専用のドレスブランド「アロヒナ モエ(ALOHINA MOE)」を発表している。

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