カルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下CCC)が運営する二子玉川 蔦屋家電は、住まいや暮らしの提案力を強化して3月10日にリニューアルオープンする。刷新後は、パナソニックのコミュニティスタジオが開設される他、美容家電エリアはトータルビューティーサロン「シーユー バイ ウカ(Cu by uka)」二子玉川店と隣接することでより新たな提案ができるようになる。
二子玉川 蔦屋家電は、“ライフスタイルを提案する家電店”として2015年5月にオープン。衣食住の中でも“住”にフォーカスし、暮らしを便利かつ楽しくする家電や生活を豊かにする本や雑貨をそろえ、飲食やボタニカルショップなどのテナントも展開している。今回のリニューアルでは、暮らしの知恵や住まいに関する最新情報が得られるパナソニックのライフスタイル コミュニティスタジオ「リライフスタジオ フタコ(RELIFE STUDIO FUTAKO)」が新たに開設。同スタジオでは、プレミアエイジ(55歳以上)とプレミアエイジジュニア(35歳以上)を意識した展開を行う予定で、資生堂のスキンケア「ワソウ(WASO)」や東京西川の快眠寝具トータルブランド「アンドフリー(& Free)」など異業種とのコラボレーションによる展示やイベントを展開する。
美容家電を扱うエリアは3月3日から、オープン時からあるファストビューティーを提唱するトータルビューティーサロン「シーユー バイ ウカ」二子玉川店の隣に移設。同エリアは、“自宅でセルフサロン”をコンセプトに、美容家電や雑貨、本とトータルビューティーサロンをシームレスに展開し、サロンでも自宅でも女性に特化した“美しさの実現”をプロデュースする空間へと生まれ変わった。宗像早苗・二子玉川 蔦屋家電 美容フロアリーダーは、「幅広くそろえていた美容家電から、専門スタッフである家電コンシェルジュがさらに厳選したアイテムの品ぞろえに変更した。これまであった健康に関するエリアを、美しさを作る健康アイテムとして美容エリアに集約。美しさの資本は健康であり、健康には質の良い睡眠が必要なことや、お客さまの中には睡眠に問題を抱えている人が多いことから、眠りに関する家電を増やしている」と語る。エリア内には、美容機器「レプロナイザー」などを扱うバイオプログラミングのコーナーを関東初展開する他、隣接する「シーユー バイ ウカ」二子玉川店で美容家電エリア内の気になる製品を試すこともできるようになった。神田麻里シーユー / ウカPRは、「店内では、家電以外にもエリア内にあるシャンプーやリンス、ヘアフレグランスなども試すことができる。リニューアルを記念し、3月3~4日には当店限定で導入しているネイルプリンター体験イベントも初めて開催した。美の専門家がより近くなり、これまでできなかった提案もできるようになる。蔦屋家電とさらなるシナジー化を図っていきたい」とコメント。販売しているドライヤーを使用し、洗髪状態からブロー体験を行うこともできる(有料)。
ヘアカラーやヘッドスパ、ネイルメニューを受けながら蔦屋家電の本の持ち込みや食事のデリバリー、美容家電を試すことができるようになることから、「忙しいけどキレイでいたい」と感じている働く女性や最新美容に敏感な子育て世代のママ層、プレミア世代の人を中心とする30~50代女性をターゲットに設定する。蔦屋家電内でも美容家電エリアは独立した作りとなるため、より美しさを求める人や、シームレス化によってこれまでサロンと美容家電エリアどちらかにしか訪れていなかったお客へのアプローチにも期待できる。