スタイリストの大草直子は、講談社のウェブマガジン「ミモレ(mi-mollet)」の編集長を退任する。7月から大森葉子・チーム長が統括し、大草はコンセプトディレクターを務める。同マガジンはミドルエイジの女性をターゲットに、忙しく生き生きと生活している大人の女性が集うメディアとして2015年1月20日に立ち上がった。
大草は、「ヴァンテーヌ(Vingtaine)」(現在は休刊)編集部を経て、「グラツィア(Grazia)」(現在は休刊)、「ヴェリィ(VERY)」「オッジ(Oggi)」などに編集者・スタイリストとして携わってきた他、人気ブログやイベントを通じて活躍。講談社が外部から招いた初めての編集長だった。
また16年3月からは、「ミモレ」とハースト婦人画報社の「エル・ショップ(ELLE SHOP)」が連動コンテンツを展開し、「ミモレ」内に「ミモレが選んだBEST BUY @ELLE SHOP」を新設し、編集長の大草や編集部員が“今、いちばん着たいもの”をテーマに、「エル・ショップ」で取り扱っている商品からアイテムをコーディネートして提案。コーディネートに使用した商品は全て「エル・ショップ」にリンクし、すぐ購入することができる仕組みを作るなど、画期的な連動企画を実施したことでも話題になった。