アメリカファッション協議会(COUNCIL OF FASHION DESIGNERS OF AMERICA以下、CFDA)は、2018年「CFDAアワード」の授賞式を6月3日にニューヨークのブルックリン美術館で開催した。今年は2年連続でラフ・シモンズ(Raf Simons)「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」チーフ・クリエイティブ・ディレクターが、ウィメンズウエア・デザイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。
17年「CFDAアワード」ではラフがメンズウエア・デザイナー・オブ・ザ・イヤーと共に2冠を獲得したが、今年のメンズウエア・デザイナー・オブ・ザ・イヤーは「シュプリーム(SUPREME)」の創業者ジェームス・ジェビア(James Jebbia)が受賞した。
アクセサリー・デザイナー・オブ・ザ・イヤーは、「ザ・ロウ(THE ROW)」を手掛けるアシュリー・オルセン(Ashley Olsen)とメアリー・ケイト・オルセン(Mary Kate Olsen)姉妹が受賞。期待の新人に贈られるスワロフスキー・アワード・フォー・エマージング・タレントには、「シエス マルジャン(SIES MARJAN)」デザイナーのサンダー・ラック(Sander Lak)が選ばれた。
また、ダイアン・フォン・ファステンバーグ(Diane Von Furstenberg)がスワロフスキー・アワード・フォー・ポジティブ・チェンジを、ナルシソ・ロドリゲス(Narciso Rodriguez)がジェフリー・ビーン・ライフタイム・アチーブメント・アワード、キャロリーナ・ヘレラ(Carolina Herrera)がファウンダーズ・アワード、エドワード・エニンフル(Edward Enninful)英「ヴォーグ(VOGUE)」編集長がメディア・アワード、ドナテラ・ヴェルサーチ(Donatella Versace)がインターナショナル・アワード、ナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)がアイコン・アワード、キム・カーダシアン(Kim Kardashian)がファッション・インフルエンサー・アワードを受賞した。
さらに、ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)にはその50周年のキャリアをたたえ、CFDAメンバーズ・サルートが授与された。