紙面紹介

販売員特集 変わる店頭で求められる“販売力”

 「WWDジャパン」6月25日号は、8年連続の人気企画「販売員特集」です。ECがすさまじい勢いで拡大する中で、販売員は必要なのか?と問いかけ、スゴ腕31人の取材を通じて、大声で「必要だ!」とアンサーする内容です。「専門知識」「ベテラン」「デジタル」「ママ」「至近距離接客」の5つをタグ付けすることで、それぞれのスペシャルティーを分かりやすく紹介します。

 特集では、インスタグラムのフォロワー5.5万人のピンク髪のマルキュー販売員から、キャリア40年超の銀座のベテランまで、老若男女がバランスよく登場します。2児のママ店長は「子どもからのサポートが不可欠」と語り、ベルリンきっての高感度セレクトショップで働く日本人販売員は、おもてなし精神の気配りを見せます。目からウロコの接客術に、「へぇ~!」連発は必至です。

 ニュース面では、「ニナ リッチ(NINA RICCI)」や「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」を擁するスペイン・バルセロナのファミリー企業、プーチ(PUIG)傘下に入った「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」を取り上げます。また百貨店・ファッションビル・ECサイトのセールにも注目。今後、キーワードになりそうな“二段階式”とは?

 ニュース面のもう1つの目玉は、眼鏡業界の台風の目、ケリング アイウエア(KERING EYEWEAR)。世界5大アイウエアメーカーの牙城を脅かし、売上高900億円を目指します。ケリングつながりでは、「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」を去ったトーマス・マイヤー(Tomas Maier)の後任、ダニエル・リー(Daniel Lee)新クリエイティブ・ディレクターにも迫ります。

 株連載は、6月19日にマザーズに上場したメルカリ(MERCARI)にフォーカス。2次流通は株式市場も席巻するのか?バイヤー連載では、スタイルス(STYLES)の阿曽友紀ディレクターが「買い付けは迷ったら負け」と断じ、人物列伝では遠山正道スマイルズ(SMILES)社長が「赤字店舗で味わう底なしの恐怖」を回想します。ファッションパトロールは、暑気払いの幹事必見のビアガーデン最新情報です。

CONTENTS

IN FOCUS

  • 販売員特集2018 変わる時代に生き残るための秘訣

EDITOR’S VIEW

  • 慣習の奴隷になっていないか?

NEWS

  • プーチ傘下入りでどうなる「ドリス ヴァン ノッテン」
  • 分散・長期化するセールにどう対応する?
  • 「ボッテガ・ヴェネタ」の新ディレクター、ダニエル・リーとは
  • ケリング アイウエアの成長戦略
  • ミッソーニ創業一家が伊政府系投資会社に株式売却

SERIES

  • ファッション&アパレル関連株ランキング連載:騰落率首位の松屋に注目
  • 小島健輔リポート:ローカル化とIoT革命が市場を変える
  • 好評連載「バイヤーはつらいよ」:スタイルス代官山
  • ファッション業界人物列伝:遠山正道スマイルズ社長 第7話

FASHION PATROL

  • ビアガーデンには美男・美女スタッフが必要だ!

WEEKLY SCHEDULE 6月25日~7月1日

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最新号紹介

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2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

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