「WWDジャパン」7月2日号は、「2019年春夏メンズ・コレクション vol.1」特集です。ロンドンからはじまり、フィレンツェ、ミラノ、そしてパリと続いたファッション・ウイーク4都市のベスト16ブランドを、トップ・オブ・トップの“神6”、それに準ずる“十福神”としてピックアップし紹介します。
さらに特集内では19年春夏メンズの2人の主役、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)と「ディオール(DIOR)」のキム・ジョーンズ(Kim Jones)にフォーカス。友人でありながらLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン傘下のグループメゾンとしてライバル関係でもある両雄の“メンズ頂上決戦”を、それぞれのインタビューを交えてリポートします。
ニュース面では、J.フロント リテイリングが再開発を続ける大阪・心斎橋一体のリニューアル構想や、9月に再上場予定の報道もあったワールドの資金調達後のシナリオ、米マッキンゼー出身の重松路威・社長が立ち上げたAIを駆使した“次世代ファッションECモール”、「トーマス マイヤー(TOMAS MAIER)」のブランド休止を取り上げます。
また、「ディオール」にキムを抜擢した人物、ピエトロ・ベッカーリ(Pietro Beccari)=ディオール会長兼最高経営責任者に直撃。クリス・ヴァン・アッシュ(Kris Van Assche)からキムに改めた理由やメゾンとしての今後の進路などを語ってもらいました。事業戦略や決算など、1910年の創業以来初となる報告書を発表したシャネルの意図にも迫ります。
人気コーナーの「ファッションパトロール」では、絶好調のRIZAPの株主総会に潜入。瀬戸健RIZAP社長が愛される理由に迫った他、中国の奥地に暮らす少数民族の間ではやるヘソ出しファッションや、セクシー悩殺美女から人魚姫まで集まったANAインターコンチネンタルホテルの期間限定プールについて触れています。