ファッション

ラオックス銀座本店が閉店 跡地は「リモワ」か

 免税店大手のラオックスは、銀座7丁目の「銀座本店」を8月31日に閉めると発表した。賃貸借契約の契約満了に伴うもので、銀座5丁目のエグジットメルサ内で運営する「銀座EXITMELSA」に統合する。

 銀座本店は中央通り沿いの銀座ヤマトビルに2013年オープン。銀座における訪日客の爆買いの中心地として圧倒的なにぎわいを見せていた。家電や時計、日用品、食品、バッグまで幅広い商材を扱い、ラオックスの店舗の中でも屈指の坪効率を誇っていた。

 統合する銀座EXITMELSAは15年秋に開店した。2フロア構成で面積は約1500平方メートル。今後は旗艦店として商品とサービスの充実を図る。特に人気の化粧品や美容家電は専門スタッフによるコンサル販売を引き続き強化していく方針だ。

 銀座ヤマトビルの銀座本店の場所はラオックスの前は「ランバン(LANVIN)」が営業していた。跡地には再び高級ブランドが入ることが予想されており、不動産関係者によるとLVMH傘下のラゲージブランド「リモワ(RIMOWA)」が有力視されている。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。