「WWDジャパン」9月3日号では、変わる消費動向の変化を特集します。2013年に配信をスタートしたフリマアプリ「メルカリ(MERCARI)」をきっかけに、個人でも手軽に売買できるようになったことで“買ったモノを売る”若者が急増しています。果たして彼らはどこで何を売り、何を買っているのか?20~30代の男女約1500人へのアンケート調査や、ファッション業界で働く3人の赤裸々な覆面座談会などと共に解き明かします。
“買って売る”男女の中には、購入価格以上の値段で転売する若者もいます。本号では、転売情報を発信する「転売ヤーの日記」の運営者への接触に成功。「利益は月100万以上」と語る“プロ”の仕事の裏側を明らかにします。さらに、経済学者の髙橋洋一・嘉悦大学教授やスニーカーマニアのレイザーラモンRGらに転売の是非を聞きました。若者をはじめ“プロ”の転売屋、専門家などあらゆる視点から消費の未来を探ります。
ニュース面ではエルメネジルド ゼニア グループ(ERMENEGILDO ZEGNA GROUP)によるトム ブラウン(THOM BROWNE)買収の思惑を、ジルド・ゼニア最高経営責任者に聞きました。さらに、ジュエリー業界にも押し寄せるサステイナビリティーにもフォーカス。世界での取り組みや、サステイナビリティーに取り組む日本のジュエリー企業を取り上げます。
アメリカのファッション&ビューティ業界の報酬額ランキングも掲載。あの有名企業の社長の年収は一体いくらなのか。気にはなるけどなかなか知ることのできない情報を大公開します。人気連載「ミステリーショッパーが行く!」は原宿の「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」直営3店舗を一斉調査。各店舗のそれぞれの良さや課題を探ります。
最終面の「ファッションパトロール」では、ファッション誌の“安室奈美恵祭り”に焦点を当てました。毎年ファッション誌の9月号は“セプテンバー・イシュー”と呼ばれ、秋冬の立ち上がりの広告で分厚くなるのが恒例ですが、今年はいつもと少し違う様子。どの女性誌も9月16日に引退を控えた安室奈美恵を大特集しているようです。今回はそんな“アムロ・イシュー”を紹介します。