「WWDジャパン」9月10日号は「越境系クリエイター」特集です。「え?なにソレ?」という皆さまに、ファッション業界が今後巻き込むべきオピニオンリーダーをプレゼンします。世の中には今、さまざまな業界と仕事をする、つまり境界を越えて活躍する若手エグゼクティブが増えています。特にビジネスとデザインをつなぐクリエイターにフォーカスし、彼らの魅力や斬新な思考、付き合い方を伝授します。
「WWDジャパン」が「越境系クリエイター」に注目したのは、特にメンズの世界ではインスタグラムを使ったインフルエンサー・マーケティングが難しいからです。この問題に頭を悩ませる皆さんは、特に必読。どうしてメンズのインスタマーケティングは難しいのか、そして「越境系クリエイター」にコミュニケーションの役割を託す企業はどんな戦略を立てたのかにも迫りました。
特集の最後には9人の「越境系クリエイター」を紹介しています。既成概念や思い込みに縛られない彼らの意見には、とても興味深いものがあります。「『どちらかであって、どちらでもない』という共存の矛盾が、新しい答えを生む」「企業の悩みは、社会問題と結びつけると解決の精度が増す」「大事なのは、誰を愛するか?ではなく、どう愛するか?」ーー。紙面は、面白いから誰かに言いたい、そんな言葉にあふれています。
ニュース面では、2年で売上高が5億円から25億円へと飛躍した「ミルクフェド(MILKFED.)」に話を聞きました。社内でもお荷物ブランドの扱いをされていた「ミルクフェド」が絶好調になった理由とは。さらに、「平成最後の夏」と話題の今、再燃の兆しのあるギャルトレンドにもフォーカス。SHIBUYA109の協力のもと、現代のギャル像を検証しました。
さらに、今知っておくべきファッションフォトグラファーも紹介します。米「WWD」が有識者9人に行ったアンケートで名前が多く上がったフォトグラファーはいったい誰なのか、必見です。巻末のファッションパトロールでは、専門学校対抗インフルエンサー対決と銘打ち、プロ顔負けの現役学生インフルエンサーを直撃インタビューしました。