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英オールセインツCEOが退任 親会社のデジタル投資部門に異動

 英国発プレミアムカジュアルブランドのオールセインツ(ALLSAINTS)のウィリアム・キム(William Kim)最高経営責任者(CEO)が退任し、親会社ライオンキャピタル(LION CAPITAL)のデジタル投資部門の責任者に就任した。後任のCEOにはピーター・ウッド(Peter Wood)最高執行責任者が昇進した。

 キムの役職は新たに設けられたもので、同社はデジタルネイティブ世代をターゲットとしたビジネスを検討しているという。

 オールセインツは2011年に、ジミー チュウ(JIMMY CHOO)やアメリカン アパレル(AMERICAN APPAREL)などにも投資していたライオンキャピタルの傘下に入り、翌12年にキムがCEOに就任した。

 キムは、オールセインツに勤める前はバーバリー(BURBERRY)に7年間在籍し、小売りとデジタルコマース部門のシニア・バイス・プレジデントを務めた。それ以前はグッチグループ(GUCCI GROUP、現ケリング)やアバクロンビー&フィッチ(ABERCROMBIE & FITCH)で要職を務めた。

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